当院の入れ歯治療

患者さまが快適に使える入れ歯を提供するため、さまざまな種類の入れ歯に対応しています。
入れ歯には保険が適用される入れ歯と保険適用外の入れ歯があり、その特徴もいろいろあります。
ご希望をよく伺ったうえで、快適に使用できる入れ歯をお作りします。
※ケースにもよりますが作成期間は約2週間から1か月かかります。
当院の入れ歯治療の特徴
特徴1 保険治療で「よく噛める」入れ歯を作ります

入れ歯で苦労されている方は多いですよね。
保険治療の入れ歯は費用をかなり抑えることができます。
ただし、材料やデザインには保険上の制約があり、「よく噛める」義歯を作るのには相応の“コツ”があります。
私は愛媛県口腔保健センター勤務時代より訪問診療や障がい者治療に当たるなかで義歯については研修会に参加するなど研鑽に努めてきました。
材料や治療法に制限のある 保険治療で「よく噛める」入れ歯を作ります。
*当院では、条件にもよりますが、
10年・20年と長く使っていただいているケースもあります。
特徴2 保険がきかない自費の入れ歯に対応
当院では、健康保険が使えない自費の入れ歯治療も行っています。
もっと違和感なく、よく噛めて、快適に、美しく、丈夫に永く使いたい
さまざまなご希望に沿った快適な入れ歯の提供を行います。
入れ歯の基本形態

人工歯 | 天然の歯の代わりになるもの プラスチック、セラミック、金属など |
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床(しょう) | 歯ぐきの部分 やせた骨の形を補い噛む力を支えます |
維持装置 | 入れ歯の固定装置 残った歯にとめるバネ。違和感や見た目に影響します さまざまな装置があります |
連結装置 | 床と維持装置をつなぐ部分 材質により強度や違和感が変わります |
保険と自費の入れ歯の違いについて
自費の入れ歯は高いと思われる方、その違いは何だと思われますか。材料が高級だから?
いえいえ確かに材質の違いはありますが、それだけではありません。
高級食材を使っても素人がプロの料理人にかなわないように、それを生かすのも技術とかける時間の差です。
まず不満や希望をうかがったうえで、患者さまにとって本当によい方法を考えます。
そして同意を頂きスタートしてからが実は大事です。必要な工程を一つ一つ丁寧に重ねることで自然で永く快適に使える総入れ歯・自費義歯が完成します。
再々保険で作り変えるのに比べコストパフォーマンスにも優れます。
オーダーメイド入れ歯で美味しく食べて健康に過ごしましょう。
自費の入れ歯 | 保険の入れ歯 | |
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歯の色や形の種類 | 多い | 少ない |
床の種類 | 多い | 少ない |
入れ歯の固定方法 | 多い | 簡単なバネ式 |
製作工程 | 多い | 少ない |
違和感 | 少ない | やや大きい |
強度 | 強い | やや弱い |
自費 (健康保険適用外)
金属床義歯
歯ぐきに接する部分を金属プレートとしピッタリ精密にします。
軽く・丈夫で・壊れにくく、バネで維持を求める歯にも負担をかけにくい特徴があります。
熱が伝わるため味覚に影響し食事が美味しくいただけます。
補修もキレイにできお口の変化に対応しやすく永く使えます。
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金属床のメリット

- 会話が楽しい!
- しっかり噛めて歯にもやさしい!
- 食事が美味しい!
- 見た目がよい!
- 永く使える!
保険のプラスチックの入れ歯の1/3の厚み違和感が少なく快適に使えます。
強度がありしっかり噛めます。
歪みが小さくバネをかける歯に負担が少ない。
金属で温度が伝わるため温かい、冷たいといった食感を十分に味わうことができます。
保険と違いバネのデザインも制約がなく強度があるため目立ちにくくできます。
材質の組み合わせによりさらに審美的に仕上げることも可能です。
強度に優れ、壊れにくく、修理もわからないほどきれいにできます。
保険で再々作るよりコストパフォーマンスに優れます。
ノンクラスプ義歯・エステティックデンチャー
スマートデンチャーをはじめとし金属バネがないため審美性・装着感に優れます。
金属アレルギーが心配な方も安心です。金属床と併用することで機能的にもベストな
入れ歯ができます。
費用が気になる方にはバネだけ強化プラスチック製のものと交換修理する方法も可能です。
スマートデンチャー | 金属のばねがない入れ歯 |
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アタッチメント義歯
入れ歯の固定にバネ以外の装置をつかいます。
見た目や噛みごたえ、歯への負担など気になる部分の不安を改善します。
代表的なものにマグネットデンチャーがあります。

マグネットデンチャー
シンプルな構造で取り外しが簡単、歯への負担が少ないため弱った歯でも使えます。
見た目もすっきりします。
コーヌスクローネ(茶筒式入れ歯)

自分の歯と入れ歯側に二重に冠を使います。
噛みごたえが良好です。
インプラント-オーバーデンチャー(インプラント支持入れ歯)
入れ歯の固定にインプラントを使います。
骨が少なく義歯の安定や支えが弱いケースに1本から数本のインプラントを利用します。
オールオン4などインプラント支持方式に比べ費用も抑えられます。
コンフォートデンチャー・ソフトデンチャー
粘膜側に生体シリコンを使用することで痛くなく、引っ付きやすく、噛みごたえをアップ、骨もやせにくくする方法です。さまざまな理由でインプラントが出来ない方にもお勧めです。
通常は義歯を新しく作ることをお勧めしますが、お使いの義歯の状態がよければ加工だけですませることも可能です。
コンフォートデンチャー | ソフトデンチャー |
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